※2019年6月趣味どき火曜日放送シリーズでアンコール放送開始!
1回目の放送は2019年6月4日です。
2017年10月スタートの趣味どき水曜日は、家でカフェスタイル全9回。1回目の放送は、テーブルと椅子。自宅をカフェのようにアレンジ!!DIYを得意とするインテリアスタイリストの石井佳苗さんに学びます。浅本充さんのパリの朝食フルーツと“白いチーズ”も紹介します。
クリック⇒フルーツと“白いチーズ”のレシピはコチラ
新品価格 |
家でカフェスタイル第1回ふぞろいが心地よい椅子
※アンコール放送
放送日:2019年6月4日(火) 夜9:30~9:55 NHKEテレ
————————————
放送日:2017年10月4日(水)
放送時間:夜9:30~9:55 NHKEテレ
再放送:2017年10月5日(木) 午前10:15~10:40 NHK総合
再放送:2017年10月11日(水) 午前11:30~11:55 NHKEテレ
出演者 講師
インテリアスタイリスト…石井佳苗
数々の大手企業のCMや雑誌でも活躍。ウェブサイトや著書でも誰もがすぐ真似できるセンスあふれるノウハウを提案しているます。
フードディレクター…浅本充
2017年当時のインスタ
出演者
加藤紀子
カフェ好き。DIYに興味津々・・・。
2017年初回放送当時のインスタ。
カフェ店主…中村美雪
番組内容
おしゃれで、ゆったりした気分になる街角のカフェのように、自宅をアレンジ!椅子、照明、棚などインテリアの工夫次第で、自分流のカフェスタイルに!椅子選びのコツとは?
つじママです。弊社で制作した #nhk #Eテレ「#趣味どきっ! #家で楽しむカフェスタイル」が再放送!自宅をカフェのようなくつろぎ空間にする秘訣をご紹介。明日夜9時30分より火曜シリーズでお届けします。カフェのおいしいレシピも♡♡♡ https://t.co/QxndiWddtr #加藤紀子 #石井佳苗 #浅本充 pic.twitter.com/xuROvu34rB
— 株式会社ジーズ・コーポレーション (@gs4_corporation) 2019年6月3日
コーヒーの香りに包まれてほっと一息。
誰にも邪魔されず本を読む。
加藤紀子さんにとって、「カフェ」は大切な場所です。心からくつろいだ気分にさせてくれるからです。その秘密はインテリア。座りやすい椅子、やわらかな照明。そして、季節を感じ潤いを与えてくれる植物。
すてきなカフェのように自宅でもインテリアを工夫すれば、もっと幸せな毎日が送れるはず。
さあ、始めて見ませんか?
家で楽しむ、私のカフェスタイル。
第1回の今回は、ふぞろいが心地よいテーブルと椅子についてです。自由なアイディアがいっぱいです。
[ad#ad-2]
ふぞろいが心地よいテーブルと椅子
インテリア術を教わる舞台は神奈川県逗子市。
海辺のちょっと古めのマンションに今回教えてもらう講師が住んでいます。
インテリアスタイリストの石井佳苗さんです。
案内人の加藤紀子さんが石井さんの自宅にお邪魔させていただきました。
扉を開けた瞬間から、「異空間が広がっている」と加藤さんがびっくり。
石井さんはDIYがお手の物で、自宅の家具の多くが手作りなのです。
DIYとは「Do It Yourself」の頭文字で、家具や雑貨などを自分でつくることを指します。
古い雨戸をリメイクした棚や角材を組み合わせた飾り棚などが自宅にたくさんあります。
大工さんと協力して、3ヶ月かけてリノベーション。床や壁を好みの物に張り替えたり、キッチンを設置したりしたそうです。
机や椅子の選び方のコツ【ダイニング】
テーブルはリメイク
石井さんの部屋のダイニングテーブルは、広い部屋のサイズに合う、大きくて多目的な正方形の作業台のようなものを古道具屋さんで購入したそうです。(上でネコちゃんが乗っているテーブル)それを使いやすいように、角を落として丸くしたり、足と足がつながっている横の支えを切り落として椅子を入れやすくしたりしてリメイクし、最後にニス塗装したそうです。
元々あったシミや傷もデザインとして考えて、これから増えていくことで味が出てくるそうです。
椅子はそろっていなくていい
ダイニングテーブルに合わせてある椅子は、上の画像でも分かるとおり、全て別々の種類でおそろいではありません。石井さんによると、椅子をそろえてしまうとカチッと固い感じになりがちです。石井さんの考えるカフェは、椅子がバラバラでその雰囲気が空間をつくる良さがあるとのことです。確かに、おしゃれカフェやくつろぎ空間があるカフェは、一脚ずつ個性が集まっているような気がしますね。
石井さんは10年以上かけて一つずつ揃えたそうです。新品にこだわらず、気に入ったものを探し集めるのもまた楽しみの一つです。
机や椅子の選び方のコツ【リビング】
ここでも意外なアイディアがあるそうです。
ソファーにこだわらない
ご覧の通り、石井さんの自宅のリビングにはソファーを置いていません。通常だとリビング=ソファだと考えがちです。大きくてくつろげるソファは魅力的ですが、一度置いてしまうと移動しづらく模様替えが大変です。
そこで石井さんは、背もたれが大きめでゆったり座れる一人がけを選んでいます。そうすることで容易に配置を替えることができますので、丸テーブルを囲んでリビング風にしたり、テーブルの前に椅子をまっすぐ並べればオープンテラスのカフェ風にしたり、と模様替えが楽なのです。
一人がけを組み合わせれば、季節や用途に合わせて簡単に雰囲気を替えることができます。
ベンチを使いこなす~ディスプレー台や本棚にも~
もう一つの石井さんのお勧めはベンチです。上の画像の部屋の奥の壁の下にベンチがあります。
ベンチはただ座るだけのアイテムではありません。
例えば、置いてあるクッションをどかせば、飾り棚にもできます。ベンチの使いやすさは、浅い奥行きにありますので、狭い廊下や玄関にも置けます。
使い方の発想を転換すれば、インテリアの可能性が広がると石井さんは言います。固定概念をなくして、「リビングだからこう」とかを考えないようにするべきだそうです。
選び方のおさらい~ふぞろいが心地よいテーブルと椅子~
- 食卓セットやソファーにこだわらない ※既製品やセットにこだわらず、不揃いでよい。
- 一人がけのいすはレイアウトが自由 ※気分に合わせてレイアウトを自由に替えられる。
- ベンチを多目的に ※座るだけでなく、飾り台としても使えるので便利
ぜひお試しください。
DIYの家具
石井さんは、分別できる機能的なキャスターつきゴミ箱や古い道具箱にキャスターを取り付けた収納ボックスなど、なんでも手作りします。
DIYに必要な基本的な道具
石井さんは大きめでポケットがたくさんついているトートバッグにDIYの工具をまとめています。口には閉じる用の留め金がついていて、口がバーンと開かないようになっています。
手のこぎり メジャー ドライバー ニッパー 差し金 水平器 ボンド これだけのものがあれば大抵のものが作れるそう。
なかでも初心者におすすめなのが 電動ドリルドライバー
高儀 EARTH MAN AC100V ドリル&ドライバー DDR-120 新品価格 |
力を入れずにネジが楽に止められます。
専門的な工具で女性にはハードルが高そうですが、石井さんはこれを工具ではなく、ハンドミキサーや掃除機のような家電と考えているそうです。手でやるのが大変な作業を助けてくれる電動の道具。そうすると、イメージ的にハードルが下がるのではないでしょうか。
ネジとドライバーの関係を押さえる
大事なポイントです。
電動ドリルドライバーの先にはドライバーの軸(ドライバービットと言います。)がついていますが、それを本体から抜くと、下のような両端にサイズの違うプラスドライバーがついています。(両側についていない、片側だけのものもあります。)
小さい方が1番、大きい方が2番と呼ばれます。
ネジにも、1番や2番といった大小あります。
ネジを買うときの袋やタグに「ドライバー1番」「ドライバー2番」というように記載されていますので、ドライバーもそれにあった大きさを選んで使います。サイズは他にもいろいろありますが、 DIYでは 1番と2番があればOK!それしかほとんど使いません。
電動ドリルドライバーの使い方
- ネジに合ったドライバービットを装着し、固定する。
- 利き手でドライバーのグリップをしっかり持って、指をトリガースイッチにおく。
- ネジを手に持って、ネジの溝とドライバーの先を合わせる。
- ネジを合わせて持ったまま、ネジの先をねじ込む場所にもっていく。
- ドライバービットとネジがまっすぐになるように手で支える。
- ネジがねじ込む板に垂直に当たるように角度を調節する。
- 手でネジの軸を押さえながらねじ込む場所にキュッと少し押し込む。
- 少しずつネジが入るように、少しずつトリガーを引く。一気にネジをいれない。
- ある程度ネジが入って安定したら、ネジを持った手を離してドリルを押すようにドリルの上に添える。
- ドリルの上を押さえながら、少しずつトリガーを引いて最後まで入れる。
加藤さんもやってみましたが、すぐにできました。「たのしい!」とのこと。
始めは木っ端という木の切れ端などをホームセンターなどでもらってきて、練習して感覚をつかんでみるとよいです。
次回からおしゃれで実用的なアイテム作りに加藤さんが挑戦します。
ポイントおさらい
- ネジとドライバーの関係をおさえる。
- DIYでは1番と2番があればよい。
- ネジとビットを板の面に対して垂直にする。
- 始めはスイッチを少しずつ入れてネジを打つ。
- ネジが安定したら、電動ドリルドライバーの上を押さえ、再びすこしずつネジを打っていく。
[ad#ad-3]
街角カフェインテリア術
街角のカフェはインテリアの参考になるアイディアの宝庫。
鎌倉市にある1軒家のカフェを訪ねました。
テールベルト&カノムパン
248-0011 神奈川県鎌倉市扇ヶ谷 3-3-24
TEL 0467 67 1339
3階建てのカフェ兼住居で、1階と2階がカフェスペースです。
空間を広く見せる多彩な椅子に注目。
1階 テイクアウト可能な自家製パンが並びます。
開放感があるスキップフロアで、空間を有効活用。
2階 大きな窓と広々とした吹き抜けの空間。家具の多くはビンテージ。日本・イタリア・デンマークと生産国は様々。ミッドセンチュリー(1940年~1970年代)でそろえるkとで何となく統一感が出る。
家具選びで大切にしていることは?
店主の中村美由紀(右の女性)さんは、「なるべく脚もとを軽くすること」を気をつけているそうです。例えば、脚の細いソファーや脚のついた棚を選ぶことでその空間自体を広くみてつながりがあるようにイメージできるようにしているそうです。
このカフェに来たときに、自分の家に行かせるアイディアやヒントを持って帰っていただけるような場所にしたい、と考えているそうです。