TBS系で日曜夜9時から放送されてきた、日曜劇場「陸王」が、12月24日の放送でついに最終回を迎えました。果たして陸王とこはぜ屋の行方は、茂木は再び陸王を履くのか、大地(山崎賢人)の就職活動など、気になることが山積みの最終回について、あらすじや感想をネタバレありでご紹介していきます。
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陸王最終回あらすじ
フェリックスの御園(松岡修造)はアトランティスの小原(ピエール瀧)と会食し、宮沢(役所広司)に買収を断られたこと、仮に買収に成功していてもアトランティスと取引する気はなかったことを伝えます。
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— しっぷす (@museinginme) 2017年12月27日
宮沢はシルクレイに興味を持ちそうな企業に売り込みをかけますが、1億円の設備投資がハードルとなり、上手くいきません。
シューフィッターの村野(市川右團次)と大地は5代目の陸王を茂木に渡そうとしますが、茂木を惑わせるなと陸上部監督の城戸(音尾琢真)に断られてしまいます。
一方で大地は、メトロ電業という会社の一次審査に合格しますが、こはぜ屋への想いから迷いを感じています。そんな大地に飯山(寺尾聰)は、チャンスを手放すなと伝えます。
宮沢に御園から連絡があり、シルクレイ製造機の設備投資に3億円を融資し、その返済期限を5年とする業務提携の提案を受けます。リスクはあるものの挑戦したいと訴える宮沢に、こはぜ屋の従業員たちも賛同します。
アトランティスのRⅡを履いて豊橋国際マラソンを走るとしても、茂木を応援したいと言うこはぜ屋の面々に心を動かされた村野は、独断で5代目の陸王を茂木に届けます。
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— WWD JAPAN (@wwd_jp) 2017年12月17日
豊橋国際マラソン当日、こはぜ屋の面々はこはぜ屋の半纏を着てレース会場に集結します。同じ頃、大地はメトロ電業の面接を受けます。
レース直前、宮沢は茂木に会い、あけみ(阿川佐和子)たちが手編みした靴紐だけでもと茂木に手渡します。そこに現れたアトランティスの小原に茂木は、陸王を履くこと、これからもこはぜ屋と一緒に走ることを宣言します。村野が茂木に陸王を渡したことを知らなかった宮沢は涙が止まりません。
5代目陸王に手編みの靴紐を締めて現れた茂木に、こはぜ屋の従業員たちも涙します。茂木は冷静にレースを進め、上り坂を利用して毛塚(佐野岳)を追い上げます。給水に失敗した毛塚に茂木は自分のボトルを差し出し、2人は笑みを浮かべながらデッドヒートを繰り広げます。
あと1時間で最終話ですね!
ワクワクですね!
城戸監督と背が高い2人に挟まれる僕。#あ俺が小さいだけか pic.twitter.com/BO037nFEGQ
— 佐野岳 (@oxgakuox) 2017年12月24日
2年前のリタイア地点で、先頭を走るケニア人ランナーが倒れ動揺する茂木ですが、面接後に駆けつけた大地と宮沢の声援に奮起し、僅差で毛塚を下して優勝します。インタビューで、陸王とこはぜ屋に優勝を捧げたいと話す茂木に、宮沢たちは感無量です。
こはぜ屋に陸王の注文が殺到する中、大地は宮沢に、メトロ電業に受かったこと、こはぜ屋の仕事を続けたいから断ろうと考えていることを伝えます。
しかし宮沢は、こはぜ屋では得られない知識や経験を、メトロ電業で蓄積してくれと話し、大地もそれを受け入れます。
1年後、アトランティス本社から切り捨てられた小原に、部下の佐山(小藪一豊)はシューフィッターの勉強をして出直すと言い、小原との決別を宣言します。
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第2工場が完成したこはぜ屋を訪れた、埼玉中央銀行の家長支店長(桂雀々)と大橋(馬場徹)に宮沢は、売り上げが30億伸びたことや従業員を60人に増やしたことを伝え、メーンバンクを東京中央銀行に乗り換えたことを詫びます。
5年後にフェリックスと対等な関係を築くために、メガバンクの力が必要だったと謝る宮沢に、これからも当行をよろしくお願いいたしますと家長も頭を下げます。
スポーツ用品店では「KOHAZEYA」のコーナーに多色展開した陸王が並び、ダイワ食品陸上部はフェリックスの御園に支援を受けています。
茂木は陸王を履き、五輪の切符を手に入れるためのレースに臨むのでした。
陸王最終回感想
陸王を履いた茂木がマラソンで優勝し、こはぜ屋の経営も持ち直すという、期待に応えるハッピーエンドで、結末が予想できていても感動して涙が出ました。これまではヒール役であった毛塚が茂木を称える場面もあり、最後まで悪役だった小原は痛い目に遭うという、とてもスッキリするラストでした。
山崎賢人さんや竹内涼真さんなどの若手俳優も、役所広司さんや寺尾聰さんというベテラン俳優に囲まれて演技力をさらに開花させました。次の出演作品にも大いに期待できますね。
最終回の視聴率は20.5%!続編はある?
感動の陸王最終回は、初の大台となる平均視聴率20.5%を記録しました。
最終回の最後に、「またどこかでお会いしましょう」というテロップが表示されたため、続編を期待する声が高まっています。
果たして陸王の続編はあるのでしょうか?フェリックスから受けた融資の返済期限が5年後に訪れることからも、続編の可能性は大いに期待できるのではないでしょうか?!
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まとめ
陸王が有終の美で終わったことで、これからのTBSの日曜劇場枠のドラマはもちろん、次の池井戸作品のドラマ化にも期待が高まります。どちらも次回作が待ち遠しいですね!