2019年8月スタート(初回放送2017年6月)の趣味どき カレーの世界 第3回は、「2日目アレンジでカレーパンに挑戦」に迫ります。今回は注文を受けてから揚げるというパン屋のカレーパンの技をご紹介します。
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趣味どき カレーの世界 第3回 2日目アレンジでカレーパンに挑戦 基本情報
初回放送日:2017年6月20日(火)
第3回放送日2019年8月19日(月)
放送時間:夜9:30~9:55 Eテレ
再放送:2019年8月20日(火) 午前10:15~10:40 NHK総合
再放送:2017年8月26日(月) 午前11:30~11:55 Eテレ
番組内容
2日目のカレーは味が具によくしみこんでおいしいもの。そのカレーを煮詰めてペーストにすれば、焼きカレーやチャーハンなどさまざまなアレンジを楽しめる。今回は注文を受けてから揚げるというパン屋のカレーパンの技をご紹介。さらに、生地に香ばしいスパイスを練りこんだ番組オリジナルのカレーパン作りにも挑戦。難しそうなカレーパン作りもみんなでやれば楽しく意外と簡単!さあ、あつあつをお楽しみあれ!
引用元:https://tv.yahoo.co.jp/
出演者
料理研究家 水野仁輔
カレー研究家。
人呼んで「カレースター」
今注目のカレー界の星です。
鈴木浩介
俳優。
趣味どきっ!カレーの世界
今夜21:30〜です!https://t.co/kUehGhp5Epスパイスの魔法ご堪能あれ!#鈴木浩介 pic.twitter.com/S8f9oqP5L0
— シス・カンパニー 俳優部 (@sis_management) June 6, 2017
乙葉
タレント。お笑い芸人の藤井隆さんの妻です。
秀島史香(語り)
FM BIRD所属のナレーター、ラジオDJ
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趣味どき カレーの世界 第3回 2日目アレンジでカレーパンに挑戦
2日目も絶品!アレンジメニューでカレーパンに挑戦!
おうちで作るカレーライス。美味しいですよね。
でも、ついつい作りすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。
今回は余ったカレーを華麗に大変身させるアレンジの方法を紹介します。
カレーのアレンジメニューはいろいろありますが、今回挑むのは本格カレーパンです。
家で作るにはかなりハードルが高いと思いますよね。
でも大丈夫。基本のキから紹介します。
更に秘密のスパイスでカレーパンがワンランクアップする裏技も紹介。
揚げたてはとにかく格別です。
もっとディープに、スパイシーに!
新たなカレーの世界に踏み出しましょう。
2日目も絶品!アレンジメニュー紹介
今回のテーマは「アレンジカレー」ということで、たくさん作りすぎてしまって2日目に余ったカレーをどうするか、を考えていきます。
作りすぎたカレー アレンジは?
乙葉さんは必ず作りすぎてしまうそうです。そして次の日に必ずカレーうどんになるそうです。水野さんの小さいころは、翌朝お母さまが煮詰まったカレーを水ではなく牛乳で伸ばしていたそうです。鈴木さんは、そもそも1日で食べきれる量を考えて作ったことがなく、鍋いっぱいに「余らしていこうぜ」くらいの気持ちだそうです。初日は鈴木さんのカレーで、2日目以降のアレンジは奥様の担当になっているとのこと。
2日目のカレーが美味しい理由
日本では「カレーは2日目がおいしい」と誰しもが思っているのではないでしょうか。
インドでは、カレーを寝かさずに、出来立てを食べるのが基本です。というのも、インドではカレーのスパイスの香りを一番重視しているので、時間がたって香りが飛んでしまったカレーはあまり美味しいものではないという感覚なのです。作ったらすぐに食べる、そして食べきる、というのがインド料理です。
では、日本で「2日目のカレーが美味しい」と言われるのはなぜでしょうか。
水野さんによるといくつか理由があるようです。
①冷めることで味が深まる
基本的にはカレーは煮込んで仕上がるので、煮込んで冷めていく過程で味が深まると言われます。
例えば、肉じゃがやおでんをイメージしてください。
これらは冷めていくときにだんだん味が染みて美味しくなっていきますよね。この感じに近いのです。
②スパイスがなじむ
あとはスパイスが、出来上がりは香りが立っていますが、冷めていく過程で全体になじんでまろやかになって、風味がまとまってきます。
③濃縮されてとろみが強くなる
あとは単純に水分が飛んで煮詰まっていく感じになるので、味が濃縮されて濃くなります。また、粘度が強くなってとろみが強くなります。とろみが強いものを食べると、喉を通るときにのど越しがゆっくりになるので、おいしさを感じやすくなることも理由の一つでしょう。
2日目のカレーの注意点
①鍋の中に放置しない
鍋の中に放置すると、食中毒の元となる菌が発生する可能性もあります。
ジップロックなどで小分けにして冷蔵冷凍保存して、早めに食べきるとよいです。
②ワンランク上の保存法 水野式カレーペースト
水野さんおすすめのお手軽なワンランクアップの保存法を紹介します。
それは「水野式 カレーペースト」です。
作り方は簡単です。
カレーペーストとそのアレンジレシピ「焼きカレー」の作り方はこちらから↓
カレーペーストをチャーハンや野菜炒めに混ぜても美味しいですよね。
カレーはいろいろなものと相性が良いので、いろいろなものに使えます。
水野さんおすすめ!個性派ぞろいカレーパン
ここで、水野さんの一番のおすすめのカレーパンを紹介しましょう。
カレーパンと一口に言っても、そのバリエーションはさまざまです。形はもちろん生地や中のカレーも百花繚乱!
①真っ白いカレーパン
東京・白金台「KINMUGI」の焼きカレーパン。
具はワイン風味の欧風カレーです。
パッと見は和菓子っぽいですね。油で揚げずに、オーブンで焼いています。揚げてしまうと綺麗な白にはならないですね。
東京 白金台 KINMUGI
東京都港区白金台5丁目11−4
②コッペパンみたいなカレーパン
東京・旗の台 カレーパン
具はスパイスの効いたキーマカレーで、見た目はコッペパンです。
③日本で最初のカレーパン
日本で一番最初にカレーパンを発明したお店のカレーパン。
東京・森下 元祖カレーパン「カトレア」のカレーパンです。
具は豚ひき肉と野菜たっぷりのカレーが入っています。元祖が揚げているので、これがやはり日本のカレーパンスタンダードになりました。
元祖カレーパン Cattlea
東京都江東区森下1-6-10
日本が発明!カレーパン
愛すべきカレーパン。実は日本の発明品なのです。
昭和2年ごろ、当時洋食屋さんで流行していたポークカツレツをヒントに、東京のパン屋さんが揚げたカレーパンを発売したところ、中のカレーと衣が織りなす新しい味がたちまち大ヒット。
以来90年。新しいアイディアが次々と生まれ、全国で愛される定番メニューになりました。
カレーパンが一番美味しいのは、とにかく揚げたてを食べることだ、と水野さんは言います。それを食べられるパン屋さんが都内にあります。東京・世田谷区にある「Shima」です。50種類以上のパンを扱っています。
一番の人気が丸い形のカレーパンで、このカレーパンを求めて遠方からくるお客さんもいるほどの人気メニューです。
注文してから揚げます。揚げる時間は3分。いつでも店のイートスペースで、そのまま揚げたてを食べることができます。球体の方が。360℃四方八方から油が入るので、その分早く揚がるそうです。
カリカリの生地に包まれているのはチキンカレーです。チキンカレーは、前日に4時間煮詰めてうま味とコクを濃縮したものを冷蔵庫で一晩寝かせたものです。
店主の島健太さんは、大のカレー好き。水野さんのカレー研究会にも参加しています。
このカレーパンのポイントはスパイスの使い方だそうです。市販のルーやカレー粉は使わずオリジナルのカレーを作るため、数多くのスパイスを揃えています。
チリよりも辛みが少なく、甘みがあるパプリカ。爽やかな香りのカルダモン。清涼感とほのかな苦みがあるクミン。島さんは、パウダースパイスと植物の実や種など原形のままのホールスパイスを組み合わせています。島さんの絶品カレーパンはこのホールスパイスが決め手になっているんだそうです。ただ、水野さんによると、パウダースパイスに比べてホールスパイスは扱いが難しいそうです。というのも、カレーパンとしてカレーを中に入れたとき、パンを一口噛んだ中にホールスパイスがあると味が台無しになってしまうからだそうです。そこで、島さんは入れた数を数えておいて、後で1粒ずつ数えて取り出すことで、パンの中に入らないようにしているそうです。
ちなみに、鈴木さんは口の中に残るホールスパイスが好きなんだそうです。
水野さんセレクト スパイスの使い方
そもそもスパイスはその形状で大きく2つに分けられます。
粉状に砕いたパウダースパイスは、食材になじみやすくふりかけたり混ぜたりして、ビギナーでも簡単に風味を楽しむことができます。
一方、ホールスパイスは、油で炒めたり長時間煮込んだりして風味を引き出して使います。この引き出し方が料理の味を左右する、上級者向けのスパイスです。
少し粉のスパイスのことが分かってくると、次のステップとしてホールスパイスを使ってみましょうとなります。そのときに、何が一番使いやすいかというと、水野さんによればクミンシードだそうです。
クミンシードは初心者向けの代表格ともいえるスパイスで、まずはこれを買うといいそうです。クミンはせり科の1年草で、クミンシードは強い香りが特徴です。インドをはじめ、中国やヨーロッパなど世界中の料理に肉の匂い消しや香辛料として使われています。油と相性がよく、ナッツのような香ばしさが出るので、食べても美味しいスパイスです。
水野さんもホールスパイスを使い始めたのはクミンからだったそうで、水野さんにとっては初恋の人みたいなイメージなんだそうです。
趣味どき カレーの世界 水野式クミンシード入りカレーパンのレシピ
その初恋の人ともいえるクミンシードをパン生地に入れて作るカレーパンを紹介します。
中のカレーは少し香りが飛んでしまいますが、パン生地に練りこんだクミンシードを噛むことで、時々はじける香りがスパイスの香りをよみがえらせる1品です。
水野式クミンシード入りカレーパンのレシピはこちらから↓
乙葉さんは、みんなで作ることで友情も深まるそうですよ。
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趣味どき カレーの世界 第3回 2日目アレンジでカレーパンに挑戦 まとめ
↓第3回 カレーパンのレシピはこちらから↓
2日目のカレーが美味しい理由、なるほど納得です。カレーは肉じゃがやおでんと同じ煮込み料理ですので、一度冷ますことで味がなじむのですね。勉強になります。
次回も楽しみです。
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