2019年8月5日(月曜日)スタート(初回放送2017年6月6日(火))の趣味どき カレーの世界 第1回は、「ジャパニーズカレーの秘密」に迫ります。料理研究家・水野仁輔さんが日本人が大好きなカレーを様々な角度から紹介。カレーの世界 第1回目では、ガラムマサラを使って、家庭で作るポークカレーを手軽に本格的にする技を紹介します。
↓第1回 ガラムマサラとポークカレーのレシピはこちらから↓
↓第2回 インドカレーについてはこちらから↓
↓第3回 カレーパンについてはこちらから↓
↓第4回 タイカレーについてはこちらから↓
趣味どき カレーの世界 第1回 ジャパニーズカレーの秘密 基本情報
初回放送日:2017年6月6日(火)
第2回放送日2019年8月5日(月)
放送時間:夜9:30~9:55 Eテレ
再放送:2019年8月6日(火) 午前10:15~10:40 NHK総合
再放送:2017年8月12日(月) 午前11:30~11:55 Eテレ
番組内容
いまや国民食といわれるカレーを日本人はおよそ週に1回以上食べている。日本の家庭にカレーを普及させる大きな役割を果たしたのがカレー粉とルー。今回はその歴史をひもとき、日本のおうちカレーの知られざる秘密に迫る。またミックススパイスのガラムマサラを使って、ルーで作るポークカレーを手軽に本格的にする技を紹介。全8回の番組では、毎回スパイスのちょっとディープな知識を学び、本格的なカレー作りにも挑戦していく。
引用元:https://tv.yahoo.co.jp/
出演者
料理研究家 水野仁輔
カレー研究家。出張カレー集団の調理主任を18年間務め、カレーの魅力を全国各地に広めている。水野さんが開くカレー教室「カレーの学校」はキャンセル待ちが出るほどの大盛況。
鈴木浩介
俳優。
趣味どきっ!カレーの世界
今夜21:30〜です!https://t.co/kUehGhp5Epスパイスの魔法ご堪能あれ!#鈴木浩介 pic.twitter.com/S8f9oqP5L0
— シス・カンパニー 俳優部 (@sis_management) June 6, 2017
乙葉
タレント。お笑い芸人の藤井隆さんの妻です。
秀島史香(語り)
FM BIRD所属のナレーター、ラジオDJ
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趣味どき カレーの世界第1回 ジャパニーズカレーの秘密
トロットロでアッツアツなカレー。
みんな大好き。日本の国民食と言ってもいいですよね。
レパートリーはよりどりみどり。世界のカレーやカレーうどんなどなど。
こんなにもいろんなアレンジでカレーを楽しんでいる国は他にはありません。
そんなカレーの世界を彩るのが数々のスパイス。
知って得して、使っておいしい!
スパイスを知れば、新たなカレーの世界が広がること間違いなし!
講師はその魔力にどっぷりはまった水野仁輔さん。今大注目のカレーのスペシャリストです。
シリーズ1回目は、知れば知るほど奥が深いジャパニーズカレーについてです。
ゲストはカレー好き代表として、俳優の鈴木浩介さんとタレントの乙葉さん。
特製スパイスを使って、おうちのカレーをレベルアップする方法も紹介します。
もっとおいしくヘルシーに!
さあ、カレーのディープな世界へ踏み出しましょう。
今や国民食!ジャパニーズカレーの秘密
水野さんは、小学1年生のときにカレーにはまったそうです。地元の美味しいインドカレー屋さんで「こんなうまいものがあるのか」となって、そこから30数年間どっぷりカレーの世界に浸かっているのです。
鈴木さんは、高校時代に学食でカレーに生卵とソースをかけたものを毎日食べていたそうです。毎日でも全然飽きなかったとのこと。乙葉さんは、ご主人の藤井隆さんがカレーを作るそうです。鈴木さんも家ではカレー担当だそうでう、カレーは夫の担当というイメージもありますね。
日本料理がたくさんある中で、なぜこれだけ愛されて国民食と言われるようになったのでしょうか。
日本人1人当たりの1年間にたべるカレーの量は72.6食と言われているそうです。1年間はおよそ50週だとすれば、週1回以上カレーを食べている計算になります。
1人あたり年間72.6食×日本の人口約1億2700万人=日本全体で92億皿が食べられていることになります。
ですので、ざっくり言えば年間100億皿のカレーが日本で食べられていることになります。
レトルトカレーがすごい!
今はレトルトカレーが日本全国で普及しています。このレトルトカレーが今、大変なことになっているそうです。
水野さんはレトルトカレーのパッケージのコレクションもしているそうですが、今日本では2000種類ものレトルトカレーがあるのではないか、とのことです。
レトルトカレーの世界をバラエティー豊かに広がっていることの理由の一つに、「ご当地カレー」の存在があります。全国各地に独自のカレーがあって、それがレトルトカレーになって販売されているのです。
横須賀海軍カレー
ご当地カレーでおそらく一番有名なものは「横須賀海軍カレー」でしょうか。これは横須賀市がカレーで町おこしをしようといういうことで企画されたカレーです。イギリスの海軍から学んだレシピをベースにして作ったカレーで、これで街を盛り上げています。
横須賀海軍カレーの特徴
小麦粉でとろみをつけたカレーソース。具はにんじん、じゃがいも、たまねぎなど。
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北海道スープカレー
北海道の札幌市を中心にすごく人気のあるカレーです。
ラーメン屋さんのスープみたいなさらさらのスープに、ごろごろした具が浮かんでいるというカレーです。食べ方は、スプーンでライスをすくってから、そのライスをスープの中に浸して食べます。
北海道スープカレーの特徴
肉は骨付きのチキンが基本。
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広島 牡蠣カレー
典型的なご当地カレーのスタイルで、名産品をカレーにしたものです。このおいしい牡蠣をもっと広めたいということで、みんなが好きなカレーに入れればみんながもっと食べるのではないかと考案されました。
広島牡蠣カレーの特徴
名産品を入れたカレーの先駆け
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その他のご当地カレー
今は各地域にいろんな特産品があるので、ありとあらゆる特産品が片っ端からカレーになっています。
宮城 牛タンカレー
仙台 牛タン焼専門店 司 つかさ 牛タンシチュー 牛タンカレー セット 新品価格 |
福岡 明太子カレー
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沖縄 ゴーヤーカレー
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カレーが愛される理由
何でこんなにカレーが全国的に広まって、みんなに愛される料理になったのでしょうか。
それは、日本人が発明した、とある発明品のあかげで日本全国に一気にカレーが広まったのです。
それは、カレールーです。
カレールーの何がすごいかというと、カレールーの中には香りだけではなく、とろみの素とともにコクや旨味など美味しい味がいっぱい詰まっています。
具材を煮込んでいる鍋にカレールーをポトッと落とすだけで、誰がやっても失敗せずにおいしいカレーができることが約束されているのです。これは、水野さんに言わせれば、日本が世界に誇るものとしてアニメやゲームと同じくらいの世紀の大発明なのです。インド人が食べても美味しいといいます。
また、カレールーには、ジャパニーズカレーに欠かせないものも含まれています。
それはカレー粉です。
複数のスパイスをブレンドした粉末です。スパイスの種類は、多いもので30種以上が入っています。
しかし、インドのカレーは、少なければ3種類くらい、多くても10種類くらいを混ぜてありとあらゆるカレーを作り出しています。
スパイスには、主に3つの役割があります。
- 辛さ 辛みは赤唐辛子やこしょうでつけます。
- 色 黄色はターメリックで、ウコンとしても知られています。
- 香り コリアンダーやクミンは香りのスパイスです。
辛さ、色、香りを生み出すスパイスが絶妙なバランスで配合されているカレー粉、豊かなジャパニーズカレーを生み出しているのです。
しかしスパイスの使い方には、ジャパニーズカレーとインドカレーのどっちが正解ということはなく、スパイスの使い方に特徴がそれぞれあります。
インドのカレーが5種類くらいのスパイスを上手に配合して作ったとしたら、選んだスパイスそれぞれの個性が際立ちやすくなります。
例えるなら、日本のカレーはたくさんの演奏者で一つシンフォニーを生み出すオーケストラなら、インドのカレーはプレイヤーそれぞれの個性が立っているロックバンドみたいなものなのです。
ジャパニーズカレーのカレールーが生まれるまで
カレー粉はイギリス人が発明しました。インドからカレーがイギリスに伝わったときに、スパイスをいろいろ組み合わせて作るのは大変で難しいので、もともと混ぜ合わせた状態で売られたのです。
このカレー粉が日本に伝わったときに、イギリス人は作り方を日本人に教えなかったのだそうです。そこで、大正時代にたった1人でカレーの香りを生み出そうとがんばったのが、エスビー食品の創業者である山崎峯次郎さんでした。
山崎峯次郎さんはどうやってカレー粉を作ったのか
彼は小さな食品会社に勤めていました。
当時カレーはイギリスから輸入したカレー粉を使って、高級レストランで出されていました。
庶民にとっては高嶺の花。
その味に魅了された山崎さんは、原料のスパイスを買い付けてカレー粉を作り始めます。自分の鼻と味覚だけを頼りにしてカレー粉作りに没頭する日々。しかし、何度作ってもレストランの味や香りになりません。失敗作が増えるばかり。そのときのことを後にこう語っていました。
「何十種類とこしらえたでしょう。あるいは何百種類かもしれません。何しろできない。調合したものはもったいないから袋に入れておきました。そのうちの一つから、カレーの匂いのするやつがあったんだよ。」
捨てずに保管しておいた失敗作の1つが時間をかけて熟成し、あのカレーの香りを発していたのです。
こうして、1923年(大正12年)にカレー粉の製造に成功しました。7年後には家庭向けの国産カレー粉を発売し、さらに1950年(昭和25年)には決定版が完成しました。今も変わらぬ味で親しまれています。これが、あの赤い缶でおなじみのS&Bカレーです。
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同じころ、各社からカレー粉を使ったカレールーが次々と発売され、瞬く間に食卓へと広まっていきました。
こうして日本のカレールーは国民食となっていったのです。
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趣味どき カレーの世界 ガラムマサラとポークカレーのレシピ
水野式 ビギナー向けオリジナルミックススパイスです。インド料理に欠かせないガラムマサラでお家のカレーもレベルアップ!さらに、カレー研究科・水野先生式のシンプルでおいしいポークカレーも以下で紹介しています。
↓第1回 ガラムマサラとポークカレーのレシピはこちらから↓
趣味どき カレーの世界 第1回 ジャパニーズカレーの秘密まとめ
レトルトカレーといえばボ〇カレーって言う人も多いかもしれませんが、コンビニでもスーパーでもよく見ると、高いものから安いものまで本当にたくさんの種類があります。
一度は手にとって食べてたくなりますよね
趣味どきっ!カレーの世界 テキスト
NHK 趣味どきっ!(月曜) スパイスでおいしくヘルシー もっとディープに! カレーの世界 2019年 8月~9月 [雑誌] (NHKテキスト) |
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