リバース最終回 感想ネタバレ 明かされる真相とは?

最終回を迎えたドラマ、「リバース」。前回のラストは、蕎麦アレルギーの広沢(小池徹平)に蕎麦のハチミツを入れたコーヒーを渡したことから、広沢を殺したのは自分だったと深瀬(藤原竜也)が気づく、という展開でした。本当に深瀬が真犯人なのか、最終回はどんな結末を迎えたのでしょうか。

リバース

[ad#ad-1]

リバース最終回ネタバレ 広沢の死の真相とは?

広沢を死なせたのは自分だったと知った深瀬は美穂子(戸田恵梨香)や浅見(玉森裕太)、谷原(市原隼人)、村井(三浦貴大)との連絡を絶ってしまいます。
そんな中、小笠原(武田鉄矢)が、飲めない酒を飲んで倒れている深瀬を発見します。落ち込む深瀬に、まだ調べることがあるからと励まします。

美穂子が再び深瀬のアパートを訪ね、深瀬は広沢の特別な友だちだった、深瀬は自分で思うより素敵な人で、私も変わりたい、変われたら一緒にコーヒーを飲んで欲しいと伝えます。

その言葉で部屋を飛び出した深瀬は、携帯の電源を入れます。仲間たちから届いていたメッセージに涙が出ます。

広沢の両親に真実を打ち明けようと4人で愛媛に向かう直前、小笠原から真相が知らされます。10年前、あの別荘地で窃盗が頻発しており、2人組の窃盗犯が広沢から車を奪ったこと。窃盗犯がアレルギー症状で苦しむ広沢を放置したため、広沢は車を追おうとして転落したのではないかと。その後、事故を起こして出血した窃盗犯は、証拠を隠すために、火をつけて車を転落させたのでした。

[ad#ad-2]

小笠原の話を聞いた4人は、それでも自分たちに罪がないとは思えないと、広沢の両親に真実を告白します。それを聞いた広沢の母(片平なぎさ)の罵倒は激しいものでした。小笠原は広沢の母に、「彼らは許されようとは思っていない、償いたがっている人間には罰が必要なのだ」と伝えます。

それから1週間後。
小笠原は深瀬に、ジャーナリストを辞めると話します。
浅見の授業に相良が出るようになります。
谷原の上司のパワハラが露見しますが、谷原も自らを省みます。
村井は父の後は継がない、自分の道を見つけると宣言します。
深瀬の再就職先が決まります。

大阪のパン屋さんで働く美穂子のもとに深瀬が現れます。 最初から2人でやり直そうと言う深瀬に、美穂子は笑顔で「一緒にコーヒー飲みませんか」と言うのでした。

リバース最終回で明かされた真相について、感想

結局のところ広沢の死は、蕎麦のハチミツ入りのコーヒーでアレルギー症状が出たための転落死であったようです。深瀬のコーヒーが一因であったことは残念でしたが、小笠原の言うように、窃盗犯が広沢を見捨てなければ助かったかもしれません。その点で深瀬に救いのある結末でした。窃盗犯が真相に関わっていることも、第1話から伏線が張られていて見事だったと思います。

片平なぎささん演じる広沢の母の、4人への痛烈な言葉は胸に刺さりましたが、4人にとっても、罰としてあの非難を受けることが必要だったのでしょう。
最後には、登場人物みんなが前向きに進んでいく様が描かれていました。それぞれが広沢の死に向き合ったからこその結果だと思います。

[ad#ad-3]

リバース最終回 感想まとめ

「イヤミス(イヤな気分になるミステリー)の女王」と言われる湊かなえさんの原作ですが、救いのある前向きな終わり方でとても良かったと思います。

罪を懺悔して楽になる側と、真実を知らされても辛いという被害者側の感情についても考えさせられるものがありました。

TBS系の同じドラマ枠で放送された、湊かなえさん原作の「夜行観覧車」、「Nのために」に出演していた杉咲花さんと窪田正孝さんが特別出演したのも、ドラマのファンにはたまらないものでした。またこのドラマ枠で、湊かなえさんの作品がドラマ化されるのが待ち遠しいですね。

関連コンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする