2019年3月11日放送のグレーテルのかまどは、ミヒャエル・エンデの『モモ』に登場する金色の朝ごはんです。エンデがこめた思いとは!?レシピも紹介します。
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グレーテルのかまど “モモ”の金色の朝ごはん 基本情報
放送日:2019年3月11日(月)
放送時間:夜10:00~10:25 NHKEテレ
再放送:2019年3月18日(月) 午前10:25~10:50
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出演者
ナビゲーター 15代ヘンゼル役 瀬戸康史
光る石をたどれば行き着く不思議な家に、あのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。彼らが振る舞うおいしいお菓子の物語をご賞味あれ。
瀬戸康史さん、まんぷくに神部茂役で出演中!
かまどの声&ナレーション キムラ緑子
朗読 鈴木琢磨【声優】
番組エンディングテーマ
幸せのかけら Little Glee Monster
収録アルバム
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デジタルミュージック
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番組内容
金褐色にパリッと焼けた巻きパンに、金色のはちみつやバター、そしてホットチョコレート…こんな輝くような朝食が登場するのが、ミヒャエル・エンデが1973年に発表した『モモ』。時間を盗まれ、ゆとりをなくしてしまった人々のため、主人公モモが“時間どろぼう”から時間を取り戻す物語です。大切な場面で登場し、モモに大きな力を与えてくれた金色の朝ごはん。エンデが輝く朝食にこめた思いをひもときます。
引用元:tv.yahoo.co.jp/
【#瀬戸康史×朝ごはん】
「金色の朝ごはん、準備万端だよ」#グレーテルのかまど は今夜10時!
ミヒャエル・エンデの「モモ」の朝食を再現!
巻きパンとホットチョコレートでほっこり…
「金・褐・色!!」「グレーテルのかまど」#Eテレ #アンコール
3月11日(月)午後10時https://t.co/hrOslOEcyK pic.twitter.com/HiRmn97n2o— NHK Eテレ編集部 (@nhk_Etele) 2019年3月11日
グレーテルのかまど「“モモ”の金色の朝ごはん」 – NHK ミヒャエル・エンデの『モモ』に登場する“金色の朝ごはん”。時間どろぼうたちから時間を取り戻すため奮闘するモモに力を与えた、光輝く朝食作りにヘンゼルが挑戦! https://t.co/bvFNuKYV7m
— 辻調プレス (@tsujichopress) 2019年3月11日
本日(3/18)午前10:25、NHK-Eテレ『グレーテルのかまど』「“モモ”の金色の朝ごはん」[再] ミヒャエル・エンデの『モモ』に登場する“金色の朝ごはん”。時間どろぼうたちから時間を取り戻すため奮闘するモモに力を与えた、光輝く朝食作りにヘンゼルが挑戦!https://t.co/seSoOq8VSs pic.twitter.com/UJtTXnkKLs
— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) 2019年3月17日
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本日の「姉ちゃんのリクエスト」
ヘンゼル(瀬戸康史)は、古い目覚まし時計をいじっています。
「え~っと。これ まだ鳴るのかなあ。随分 古いから…。」
そして突然鳴り出す目覚まし時計。
「わあ~!!」
ヘンゼルはびっくり。
つられてかまどもびっくり。
「ちょっと!びっくりしたでしょ!いい夢見てたのにかまどをなぜ起こした~!」
かまどもご立腹。
しかし、そんなことにかまっていられません。
今日のグレーテルのリクエストが謎なのです。
どこ行っちゃったの?私の時間・・・。byグレ
どうも、グレーテルねえちゃんは今仕事が相当忙しくて、明日も家を早く出なきゃいけないそうです。そこで、ヘンゼルは目覚まし時計を用意したのでした。
でもかまどは、もっと別にやってあげられることがあるのではないか、と言います。
よく分からないヘンゼルは、今宵も本を紐解くのでした。
「モモ」の金色の朝ご飯
「モモ」のあらすじ
「テーブルの上には、ずんぐりした形のポットと、二つの小さな茶わんとお皿、それにスプーンとナイフが並んでいました。どれもこれもピカピカの金でできています。金褐色にパリッと焼けた巻パンが小さなかごに並んでいて、金色のバターの入った小鉢と、まるで液体の金のように見えるはちみつの入ったつぼもあります。マイスター・ホラはずんぐりしたポットから療法の茶わんにチョコレートをついでから、身ぶりよろしく食事をすすめました。」
引用元:「モモ」(作ミヒャエル・エンデ/訳大島かおり)
モモは、いまだかつて食べた事がない朝食に夢中になります。そして、それまでの疲れが一気に飛んでいくのを体の奥から感じました。
「モモ」とミヒャエル
- 年を取った、耳の聞こえない母親の世話 55,188,000秒
- ボタンインコの世話 13,797,000秒
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時間とはなにか
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「モモ」の金色の朝ごはん 渦巻きパンとホットチョコレートのレシピ
金色は元気が出ますよね。
疲れているグレーテルねえちゃんに元気になってもらうために、物語の通りに金褐色に輝くパリッとしたパンを焼いて、大変な状況でも立ち向かえるようなパワーをくれる朝ごはんを作りましょう。
渦巻きパンの材料(6個分)
- 強力粉 160g※強力粉と薄力粉が4:1の割合
- 薄力粉 40g
- バター(無塩) 12g
- グラニュー糖 10g
- 塩 4g
- スキムミルク 6g
- インスタントイースト 4g
- 水(25℃) 114ml
- 折込用バター(無塩) 60g
- 強力粉(打ち粉用) 適量
- 卵(表面に塗る用) Mサイズ1個
- 水(表面に塗る用) 50ml
渦巻きパンの作り方
味わいのキメテ:パワーみなぎる!金色に輝く朝ごはん!
- 強力粉と薄力粉をふるっておく。
- ボウルにふるった強力粉と薄力粉を入れて、泡立て器で混ぜ合わせる。
- バターを入れる。
- カードで刻みながら粉に混ぜ合わせる。
- 刻んだら、手で潰しながら粉にまぶして、大きい塊がなくなるまでなじませる。
- 砂糖と塩を混ぜ合わせる。
- かまどのオキテ:あの粉で金色アップ!あの粉=スキムミルクを混ぜ合わせる。※乳糖の作用で焼いたときの色づきがよくなる。
- インスタントイーストを水で溶く。
- 溶いたインスタントイーストをボウルの粉に加える。
- 粉けがなくなるまで混ぜこねる。
- 台の上に取り出し、カードで切りながら混ぜ、全体を同じ固さに整える。
- 丸くまとめる。
- ボウルに戻す。
- オーブンレンジで、30℃で60分発酵させる。
- ガスを抜きながら再度丸くまとめる。
- 透明なポリ袋に入れて、冷凍庫で30分冷やす。
- 30分後、冷蔵庫に移してさらに30分冷やす。
- 折り込み用の冷えて固いバターを台に出す。
- 打ち粉をしながら、麺棒で叩いて10cm×10cmの正方形に伸ばす。
- 冷やしておいた丸い生地を袋から取り出し、15cm×15cmの正方形に伸ばす。※丸い生地を四角くするのが難しい、とヘンゼル。四角くするには角をしっかり作ってあげること、だそうです。
- 四角く整えた生地の真ん中に、バターの角が生地の辺の中央にくるように、それぞれの角を合わせないように置く。
- 生地の4角を中心で合わせるように生地を折りたたんで、バターを包む。※生地のつなぎ目をぎゅっとつまんでしっかりとくっつける。
- 打ち粉をして、麺棒で長さ45cmくらいまで伸ばす。※かなりの力作業なので注意。
- 伸ばした方を3等分に折りたたむ。
- たたんだ生地をポリ袋に戻す。
- 冷蔵庫で30分休ませる。※伸ばしてたたんで休ませる、をあと2回繰り返す。
- 台と麺棒に打ち粉をふって、休ませた生地を幅20cm×長さ35cmの長方形に伸ばす。
- 打ち粉を払い、霧吹きで表面全体に水を吹きかける。
- 奥から太巻き寿司のようにくるくる巻く。
- 縁の部分は本体にしっかりくっつける。
- 全体を6等分に切る。※初めは半分に、その後はそれぞれを3等分に切るイメージで。
- 切った生地を切った面を上(下)にしてオーブンの天板に並べる。
- 切った面を少し押して、平らにならす。※発酵すると膨らむので、生地と生地の間隔を広くする。
- オーブンレンジで、30℃で60分発酵させる。※発酵すると以下のように生地が膨らむので、並べるときの間隔の目安に。
- かまどのオキテ:水溶き卵で輝く金色! 発酵させた生地に水溶き卵をはけで表面全体に塗る。※溶き卵だけだと、上の面がふくらまず、そして巻き目の模様がきれいに出ない。しかし、卵液による焼き色はつけたいので、そこで水溶き卵にするときれいに膨らんで巻き目も出る。
- オーブンレンジで、200℃で約15分間焼く。
- オーブンレンジから取り出して、器に盛り付けて完成。
朝ご飯にふさわしい金褐色の渦巻きパンです。
ホットチョコレートの材料
- 生クリーム 100ml(脂肪分35~40%のもの)
- スィートチョコレート 100g(カカオ60%以上)
- 牛乳 400ml
ホットチョコレートの作り方
- 生クリームを鍋に入れる。
- 鍋を沸騰させる。
- ボウルにチョコレートを入れる。
- チョコレートに生クリームを注ぐ。
- 泡立て器で中心から混ぜ合わせる
- 熱の鍋に、牛乳とシナモンスティックを入れて温める。
- ボウルのチョコレート液を牛乳で溶き伸ばす。
- 茶こしでこしながら鍋に戻す。
- 泡立てながら温める。
- カップに注いで完成。
モモと言えば、ホットチョコレートですよね。
金褐色にパリッと焼けた渦巻きパンと身も心も温まるホットチョコレート。
黄金に輝くバターとはちみつとの相性もぴったり。
金色の朝ご飯で大切な自分の時間を取り戻して。
ヘンゼル(瀬戸康史さん)ラストコメント
今日の「グレーテルのかまど」いかがでしたか?
エンデさんが物語に込めた思いを知り、自分が過ごしてきた時間について改めて考えることができました。
普段、当たり前に食べている朝ご飯も、ゆっくりと味わって食べることで、何か気づきを与えてくれるのかもしれません。
それではまた、このキッチンでお目にかかりましょう。
まとめ
「何気ない素朴なパンですが、とてもおいしいです!」
確かにとてもおいしそうな感じです。
自分で焼いたパンとホットチョコレートで迎える朝は、なんて素敵なのでしょう。
時間について考えさせられた回でした。
紐解きパートの最後のくだりがグッときました。
「モモ」をぜひ読んでみたくなりました。
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次回予告
ルビーのように輝くゼリー、パート・ド・フリュイ。
これを作ったのは、あのノストラダムス。
王侯貴族が夢中になった不老長寿のゼリーとは?
こちらは初回放送は2017年10月2日で、再放送になります。
2019年は2月18日分からずっと再放送のようです。
瀬戸康史さん、今は忙しくてなかなか新規が撮れないのでしょう。
次回もお楽しみに。
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