2018年10月スタートの趣味どき火曜放送シリーズは「おひさまライフ」。太陽の恵みと上手に暮らす達人を訪ねるシリーズ全8回です。10月16日放送の3回目は「家族で楽しむソーラークッキング」です。神奈川の公園で、太陽光で料理するワークショップを訪ねます。ソーラークッカーを手作りする方法やレシピを紹介します。
クリック⇒第1回 知恵がつまった干し野菜
クリック⇒第2回 ハーブと暮らすエコハウス
クリック⇒第4回 縁側カフェでひなたぼっこ
クリック⇒第5回 うまみ凝縮 手作り干物
クリック⇒第6回 アートな暮らし フレンチスタイル
クリック⇒第7回 山里の“もったいない”くず野菜七変化
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趣味どき おひさまライフ第3回 ハーブと暮らすエコハウス
放送日:2018年10月16日(火)
放送時間:夜9:30~9:55 NHKEテレ
再放送:2018年10月17日(水) 午前10:15~10:40 NHK総合
再放送:2018年10月23日(火) 午前11:30~11:55 NHKEテレ
出演者
講師 料理研究家…濱田美里

出典:http://www.tv-ranking.com
ゲスト 市川美織

出典:http://ogipro.com
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<TV >10/16(火) 21:30-21:55 ▪︎Eテレ 趣味どきっ!おひさまライフ 第3回「家族で楽しむソーラークッキング」 子供たちとおひさまの下で楽しくクッキングしました👧🏻🧒🏻👦🏻☀️
❣️告知❣️
<TV >10/16(火) 21:30-21:55
■Eテレ
趣味どきっ! おひさまライフ 第3回「家族で楽しむソーラークッキング」https://t.co/3SSCM7aMgQ
子供達と一緒に楽しくクッキングしました🍞
ぜひ見てね〜💗 pic.twitter.com/gBQavjuC1I— 市川美織 (@miorin_lemon212) 2018年10月9日
本日です😇
Eテレ21時30分〜みてね💗 https://t.co/ln58xFoas9— 市川美織 (@miorin_lemon212) 2018年10月16日
番組内容
太陽の恵みと上手に暮らす達人を訪ねる「おひさまライフ」。今回はソーラークッキング。神奈川の公園で、銀色に光る不思議な器具を操り太陽光で料理するワークショップが。実は太陽光で料理を作ると、とてもおいしく仕上がるのだとか。高額な専用器具を買わなくても、ソーラークッカーを手作りする方法も紹介。
引用元:tv.yahoo.co.jp
【今夜9:30 おひさまライフ】
第3回「家族で楽しむソーラークッキング」
太陽のパワーだけでお料理を!
銀色に光る不思議な器具で
料理するワークショップをご紹介!「#趣味どきっ!」#Eテレ
10月16日(火)午後9:30https://t.co/K78t29PCTY— NHK Eテレ編集部 (@nhk_Etele) 2018年10月16日
地球でもっとも身近なエネルギー。それは太陽。
降り注ぐ光の下、不思議な道具を使う人々。

出典:http://amane-studio.jp
太陽が美味しい料理を作ってくれます。
お日様ライフ、今日は家族で楽しむソーラークッキング!
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家族で楽しむソーラークッキング
四季折々の花や、里山の自然が残る、神奈川県茅ヶ崎市芹沢。
やってきたのはタレントの市川美織さん。
2018年5月にNMB48を卒業しました。

出典:http://ogipro.com
お料理は大の苦手だという彼女。今日はおひさまを使ってクッキングをするということで、一体どんな1日になるのでしょうか。
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ソーラークッキング
ソーラークッキングとは、太陽のエネルギーを熱に変えて調理する方法。

出典:http://www.lohas-design.jp
月に一回、お天気の良い日には、県立茅ヶ崎里山公園でワークショップが行われています。

出典:https://sapocen.net
こちらの2人がおひさまの達人。ソーラークッキングの魅力を伝えるため、国内外で普及活動を行っています。
日本ソーラークッキング協会会長 鳥居ヤス子さん 通称”マダムサンシャイン”御年87歳!

出典:https://www.townnews.co.jp
「楽しいですよ、太陽でお料理するのは。適当の陽に当たりながらで健康にもいいですし、美味しくできるんですよ。」
同事務局長(ソーラークッカー研究家) 西川豊子さん

出典:https://greenz.jp
「ガスや電気は火の通りが早いんですが、食材の細胞を壊してしまいます。ソーラークッキングはゆっくり火が通るので、細胞がゆっくり膨らむから出来上がりが軟らかいです。そして冷めるときもゆっくりしぼんでいくため冷めにくいです。時間がかかる代わりに旨味も出るし、長持ちもします。」
ポイント:サングラス着用
調理中は強い太陽の反射から目を保護するため、サングラスをかけます。
市川さんと濱田さんは、一時間くらいソーラークッキングしておいたラスクを早速試食。

出典:出典:https://greenz.jp
すっかり固く焼きあがっていました。ジップロックなどに保存していくと1ヶ月位味が変わらず保存できるそうです。パンのままでおいておくよりも保存がききます。
ラスクを作るために使ったのは、ソーラーフードドライヤー。内側が銀色になっていて、透明なフタがついています。太陽の熱を反射させるのと、透明な蓋で温室のように熱を閉じ込めるのとで調理をします。

出典:http://solarfooddry.blogspot.com
上底に通気口がついていて、より乾燥させやすい設計になっています。空気は暖められると上昇しますので、通気口から太陽熱で水蒸気になった空気を排気します。
ソーラークッカー

出典:https://greenz.jp
料理に使用する道具はソーラークッカーといい、パラボラ型や箱型などさまざな種類があります。
箱型のものは容器の中に熱を閉じ込めることで、内部が高温になりオーブン調理ができます。パンやクッキーも作れます。
パラボラ型は太陽の光を中央に集め、その熱で調理します。加熱する力が強いのが特徴です。
パラボラの銀の板の部分は、触っても熱くないので安全です。中央部は約200℃くらいの熱になります。
ソーラークッキングでは、黒い鍋や容器を使います。黒は熱や光を吸収する作用がありますので、熱を集めやすいのです。黒い容器がない場合、ペンキやマジックで黒く塗って使うことでも大丈夫です。
番組では、子どもたちがホットケーキを焼いていました。
ソーラークッカーは、ダンボールや発泡スチロールの箱にアルミホイルを貼って自分で作ることもできます。

出典:https://greenz.jp
パラボラ型を購入しようとすると4万円以上しますが、自分で作れば材料費もほとんどかかりませんし、手作りのものでもちゃんと調理ができます。
また、番組では次にミートローフを作っていましたが、ソーラークッキングだからといって特別なレシピはありません。コツは、食材を黒いアルミホイルで包んで、耐熱の透明な袋の中に入れて熱を逃さないようにして焼くことだけです。あとは太陽に任せます。お天気が良ければ1時間ほどで完成します。
黒いアルミホイルは100円ショップなどで簡単に手に入ります。
冬でもお日様が出ていれば調理はできるそうで、気温はあまり関係ないとのことです。会長の鳥居さんは、1年に200日くらいソーラークッキングをするそうです。
実はエベレスト登山隊もパラボラ型のソーラークッカーを山に持って行くそうです。おひさまさえ出れば、雪山でも調理ができます。薪も炭も不要なエコ・クッキングですので最適ですね。
ちなみに、鳥居さんは紫外線で色が変わるマニキュアやネックレスをしていて、おひさまでおしゃれも楽しんでいました。
太陽には色々な働きがあって面白い、ということを子どもたちに伝えているそうです。
西川さんと鳥居さんは、アフリカのケニヤやタンザニアなどに足を運び、現地の人々の暮らしが少しでも楽になるようにと、ソーラークッカーの普及に力を注いでいます。
現地では、薪集めにとても苦労しています。学校を作っても、結局子供まで薪集めに駆り出されてしまいます。太陽熱利用が広がれば、薪集めも少なくなるので、子供たちにもっと勉強してもらえますし、また森を守って砂漠化を防ぐ第一歩になります。とても大事なことだと思います。
ダンボールにアルミホイルを貼り付ける方法なら、ほとんど捨ててしまうようなダンボールやスナック菓子の袋の内側などの再利用になります。
ソーラークッキングに挑戦!
市川さんもソーラークッキングに挑戦してみました。
フィルム製のサングラスを借りて、いざ挑戦!
スモークウインナーにチャレンジしました。
スモークウインナーの作り方
- フライパンにサクラのチップを敷いて、その上に台座を置きます。
- 第さの上にウインナーを並べます。
- 15分ほどおいて燻製にします。 待ち時間15分の間、子どもたちと鬼ごっこをしていました。(笑)
- 台座からお皿に盛り付けて完成。
市川さん、子どもたちを追いかける姿が可愛いです。
ソーラークッカーで失敗なしの焼きリンゴ
濱田さんは、ソーラークッキング初心者向けの失敗しない焼きリンゴを紹介してくれました。
自宅の庭やベランダでやってみると、ちょっとしたピクニック気分が味わえます。
ダンボールクッカーの作り方
- 段ボールが均等に3段になるようにして、折り目をつけ、縁から4分の一くらいまで切り込みを入れる。
- ダンボール全体にアルミホイルを貼る。
- 布の粘着テープで縁周りを貼り、剥がれないように補強する。
- 両側の段の反射パネルになる部分は筒状に巻いて丸みをつけて、折り目で立たせる。
- 反射パネルの下の方の縁同士を割りピンで固定して完成。
焼きリンゴの作り方
材料
- リンゴ 1/2こ
- レモン汁 小さじ1
- キビ糖 大さじ1と1/2
- 黒いアルミホイル 適量
- お茶っ葉などの空き缶 1つ
- 鉄製の台座 1台
- 耐熱のガラス瓶 1つ
作り方
仮に失敗して生焼けでも、リンゴなら食べられます。
- リンゴは1芯と種を取り除き、食べやすい大きさにカットする。皮はそのまま。
- レモン汁ときび糖をリンゴに振りかける。
- 黒いアルミホイルで包む。
- 空き缶の周りを黒く塗る。
- 容器にアルミホイルごと入れてフタをする。
- ダンボールクッカーを太陽が正面から当たるように置く。
- ダンボールクッカーの真ん中に台座を置く。
- 耐熱ガラス瓶にリンゴが入った缶を入れて、台座に置く。
- 約3時間ほどじっくりと待つ。
- リンゴを取り出して、器に盛り付けて、お好みでアイスなどを添えて完成。
ソーラークッカーのお料理教室
神奈川県厚木市に、日本ソーラークッキング協会の会員である狩野光子さんのお料理教室があります。(黄色い服の方が狩野光子さん)

出典:http://morinooto.jp
3年前からこの教室をやっています。
狩野さんがソーラークッカーで作ったお料理を近所におそそわけするうちに、それが評判となり、学びたいという人が集まるようになりました。
狩野さんは、紙製ソーラークッカー「ひまわり」「あさがお」を考案して製作キットを作りました。学校教材用としても販売されていて、小学生でも簡単に作ることができます。折りたたんで手軽に持ち運ぶことができますので、災害時などの利用に役に立ちます。

出典:https://ameblo.jp
ソーラークッカーの災害時利用
ソーラークッカーは災害で、電気やガスが止まったときに使えるのではないかと注目されています。
2010年に起きたハイチ地震で、アメリカのある団体が200台あまりのソーラークッカーを寄付。使い方から指導し、人々の生活に役立てたと言います。
日本でももっと普及すれば、災害があったときに役立つはずです。
普段から使い慣れて理解しながらできれば、いざとなった時に身の回りにあるもので太陽から届いている光をうまく利用することができます。
ソーラークッカーは、大きな可能性を秘めた道具だったのです。
まとめ
空を見ながら料理をすることはなかなかないのではないでしょうか。
出来上がりを待つ間も、ゆったりのんびりとした気持ちで、こういうのも悪くないなと思います。子どもたちも出来上がった料理をもりもり食べていました。
加熱するという料理の基本になる部分を電気やガスではなく、太陽のエネルギーで直にできるということが、なかなかに刺激的です。
ソーラークッキングをぜひやってみたいと思いました。
趣味どき おひさまライフのテキスト
⇊⇊詳しくはテキストに載っています⇊⇊
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