2019年4月スタートの趣味どき火曜日シリーズは「旅したい!おいしい浮世絵」江戸の食をキーワードに浮世絵鑑賞を楽しむ全8回です。4月2日放送の第1回目は「江戸のすし」です。
旅人は小林聡美さん、案内役は林綾野さんです。
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趣味どき 旅したい!おいしい浮世絵 第1回江戸のすし 基本情報
放送日
放送日:2019年4月2日(火)
放送時間:夜9:30~9:55 NHKEテレ
再放送:2019年4月9日(火) 午前11:30~11:55 NHKEテレ
出演者
案内人 キュレーター・アートライター…林綾野
旅人 小林聡美
すし店5代目店主…内田正
浅草 弁天山美家古寿司 5代目親方
弁天山美家古寿司
〒 111 – 0032 台東区浅草2-1-16
ナレーション 徳田章(NHKアナウンサー)
番組内容
すしといえば、職人技がさえる高級店からコンビニまで、今や誰もが食す和食の代表格だが、その食文化は江戸時代にすでに確立していた。浮世絵をみると江戸っ子たちは花見の宴席で、屋台で、そして折詰でも、思い思いにすしを食べていたことがわかる。彩り豊かなすし、人々の表情、しぐさまで繊細に表現された浮世絵の魅力や、老舗の味と職人技にも迫る。旅人は小林聡美、案内役は絵画と食の関係を探求するキュレーター林綾野。
引用元:tv.yahoo.co.jp
【今夜9:30 旅したい!おいしい浮世絵】
江戸時代の暮らしを鮮やかに伝えてくれる浮世絵。浮世絵の美を鑑賞し江戸の食を目でも舌でも味わう旅!第1回は「江戸のすし」#小林聡美 #林綾野「#趣味どきっ !」#Eテレ
4月2日(火)午後9:30https://t.co/K78t29PCTY— NHK Eテレ編集部 (@nhk_Etele) 2019年4月2日
天ぷら、すし、うなぎ。
どれも江戸時代に花開き、現代までずっと受け継がれてきた食べ物です。
うなぎの蒲焼きに今まさにかぶりつこうとする江戸美人。
浮世絵を食の視点から見てみると、当時の人々の生き生きとした姿とともに、浮世絵の新しい楽しみかたまでも知ることができます。
これは満開の桜を背にあでやかな着物姿の男女がうたげを開いている一枚。
その中心にはすしがはっきりと描かれています。
彼らの舌鼓が聞こえてきそうな1枚。
今回は色鮮やかな浮世絵を鑑賞して、江戸っ子が愛した寿司を巡る旅に出かけます。
第1回 江戸のすし
おいしいもの、しゃれっ気たっぷりの江戸時代に興味津々の小林聡美さんが浮世絵の世界を旅します。
落語の好きな小林さん、落語の中に描かれている江戸時代というのは浮世絵に通するものがあって、浮世絵を見ることで、江戸時代の人々の暮らしが見られたり、どんなものを食べていたのかより深く知ることができたりとかを、知ることが出来るのが楽しみだそうです。
案内役は林綾野さん。
絵画の魅力を独自の視点で探求するキュレーターです。食を切り口に画家や作家に迫ろうとする林さん、2016年には春に開かれたピカソ展に合わせてピカソが食べたというスープの再現を試みました。食から絵にアプローチする意味とは?
「絵は視覚を使って見るものですが、実際に作ってみると香りとか食感とかそういう物を駆使して、より親近感を持って絵を見ることができるようになります。」
江戸 日本橋
小林さんと林さんは、隅田川にやってきました。浮世絵を目でも舌でも味わい尽くす旅の始まりです。今回は、浮世絵の中に食べ物が描いてあるものをたくさん集めて小林さんにみていただこうという企画です。最初の印象と実際食べた後、絵の見え方が違ってくることも意識して、見たり食べたりして欲しいということです。ということで、今まで都は違った浮世絵の楽しみ方が出来るかもしれないということです。
まず訪ねたのは両国にある江戸東京博物館。
ここには江戸の庶民の暮らしを体感できる展示が並んでいます。浮世絵の店もあります。
浮世絵は役者や美人画、名所や四季の風物など最新情報を発信する雑誌のようなもの。
江戸の日本橋の風景
木版画による大量生産で江戸の庶民に一挙に広まりました。
館内には日本橋も再現されています。
江戸の寿司に関わりの深い場所とのことです。
以下をご覧ください。
名所絵の達人でもある歌川広重が描いた「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」です。
空がほんのり朝焼けに染まったころの日本橋の風景です。
こんな早朝から荷を積んだ舟や人がたくさん往来しています。
橋のたもとには、ひときわにぎやかな魚河岸があります。
当時の江戸は人口100万人とも言われた大都会。江戸っ子たちの胃袋を満たすために季節に応じてたくさんの魚介が集まってきたのです。
もう少しアップにした絵を見ると、魚を売る人、買う人の表情がいきいきとしていますね。
これは日本橋魚市繁栄図です。1日千両もの大金が動いたと伝えられる日本橋の魚河岸ですから、売買される魚介の種類の多さといったらそれは多かったでしょう。
魚河岸に集う江戸っ子たちの威勢のいい会話や水しぶきの音までも聞こえてきそうです。
当時の人が魚好きであることは文献にも記されていますが、浮世絵は江戸っ子にとって魚がどれだけ身近だったのかをより鮮明に教えてくれます。
江戸時代のおすし
当時のおすし、どんな感じだったのか気になりますね。
江戸東京博物館には、おすしの屋台展示もあります。
屋台と言えば、こちらの絵。「東都名所高輪二十六夜待遊興之図」ですが、夏の夜、月見のために、海辺に大勢の人々が集まっています。
よく見ると、天ぷらにイカ焼き、それからすしの屋台。江戸っ子たちはこんなにもカジュアルにすしを食べていたとは!
江戸東京博物館の学芸員の方に話を伺いました。
「すし1貫あたりが、現在の2~3貫分の大きさが、当時は一般的だったと言われています。そして、屋台では立ち食いです。自分の気に入った寿司を店頭にならべてあるものから買って食べたそうです。
お値段は、ヅケ、コハダなどは、今の価値だと大体1貫100~200円程度と安価です。江戸前の新鮮なものをパッと食べられるファーストフードでもありました。」
当時の江戸は地方から来た一人暮らしの男性が多く住んでいました。屋台で手軽にほおばれるにぎり寿司は彼らの日常に欠かせないものでした。
旅したい!おいしい浮世絵のテキスト
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