2019年2月スタートの趣味どき火曜日シリーズは「人と暮らしと、台所」台所の達人たちの知恵と工夫を伝える全8回です。2月26日放送の第4回目は北欧ジャーナリストの森百合子さんです。穏やかで合理的な北欧のライフスタイルとは?
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趣味どき 人と暮らしと、台所 第4回 森百合子~ほどほど”が心地よい~基本情報
放送日
放送日:2019年2月26日(火)
放送時間:夜9:30~9:55 NHKEテレ
再放送:2019年2月28日(木) 午前10:15~10:40 NHK総合
再放送:2019年3月5日(火) 午前11:30~11:55 NHKEテレ
出演者
北欧ジャーナリスト…森百合子
カメラマン、デザイナー…森正岳(右の男性)
語り 麻生久美子
番組内容
北欧の食文化や雑貨、旅情報など自ら取材、発信してきた森百合子さん。自宅は築80年超の日本家屋。でも室内には北欧の香りが漂う。台所は旧来の日本式ながらシンク上にスウェーデンカラーの棚を設け、北欧デザインの調理道具が並ぶ。森さんが北欧の人々の考え方に共感するのが「ほどほどでいい」という感覚。器がバラバラでもホームパーティのもてなしでも「頑張り過ぎない」。そんな穏やかで合理的な北欧のライフスタイルとは?
引用元:tv.yahoo.co.jp
【今夜9:30 人と暮らしと、台所】
北欧の情報を発信する #森百合子 さん。自宅の日本家屋は北欧の香りが漂い台所は北欧デザインの調理道具が並ぶ。北欧のライフスタイルとは?「#趣味どきっ !」#Eテレ
2月26日(火)午後9:30https://t.co/K78t29PCTY pic.twitter.com/1C3FuyiyW9— NHK Eテレ編集部 (@nhk_Etele) 2019年2月26日
ここは古い日本家屋ですが、北欧の香りが随所に。
台所では甘いシナモンロールとオーブン料理のいい匂い。
ヴィンテージの器や雑貨が暮らしに彩りを添える…。
こんな空間に住まうのは、北欧ジャーナリストの森百合子さん。
ー森さんにとって台所とは?
「北欧式の気軽なおもてなしとか食器に出会って、上手く付き合えるようになってきたなという場所ですね。
自分の成長がわかるところ、です。」
第4回 ”ほどほど”が心地よい
築80年以上というそのお宅は、都内の閑静な住宅街にありました。
さっそく訪ねてみました。
古い日本家屋なのに、洋風のインテリアがしっくりなじんでいます。
なぜなのでしょう。
「布は北欧で買ってきたヴィンテージものが多いです。のみの市とかで見つけた布を浸かっています。」
なるほど。
北欧デザインの布使いが穏やかな雰囲気を生んでいるのですね。
森さんが初めて北欧を訪れたのは14年前。
人々ののんびりとした雰囲気に居心地の良さを感じたと言います。
以来、北欧4カ国で取材を重ね、執筆活動を中心にその魅力を発信しています。
テーマは食・ライフスタイル・インテリア・そして人々の考え方など多岐に渡ります。
森百合子さんの台所
カラフルでかわいい小物がたくさんありそうです!
中でも目につくのは、鮮やかな黄色の棚。
これも北欧テイストですか?
「黄色と水色はスウェーデンの国旗の色で、それにしてみようというのと、現地で見たおそらく40~50年台にたくさんできた一般的なアパートについていたキッチンの棚らしいのですが、斜めにカットしてある可愛い棚があったので、それ風になるようにカットしています。」
そして、やかんや鍋も北欧で手に入れたものだそうです。
森さんの台所にはそういった道具があちこちにあって、どれも楽しげです。
「デンマークのビールが好きで、デンマークのクラフトビールのかわいいパッケージだけのこして飾っています。」
お気に入りのビールの空き缶を飾るなんてかわいい!
森百合子さんの食器棚
森さんが集めた北欧の器が入っています。
のみの市やアンティークショップで手に入れた50~60年代のカップのソーサーだそうです。
でも、普通はカップもセットで欲しくなりますが、バラバラで売っているものはセットで買うよりもすごく安いのでだそうです。
北欧のカフェでは、デザートやちょっとしたお菓子がソーサーに入れて出てくるそうです。
初めはそれに森さんもびっくりしましたが、割と良さげなレストランでも普通にソーサーをお皿として使っていたりするようです。
北欧の人は物を大事にする心が強いための有効利用ということでしょうか。
そういうのもいいな、と感じるようになって、特にデザインを楽しみたいときはは気軽でいいなと思うようになったそうです。
北欧各国のシンプルな台所に惹かれるという森さん。
「私が実際にこれまで会ったり訪ねたお家を見ていて、もう凄くセンスがよくて素敵って思うのですが、決してゴージャスとか豪華とかという感じではないのです。
自分たちの暮らしに合った、自分の好きなデザインが分かっていて、それであつらえているという感じ。
スウェーデン語で”LAGOM(ラゴム)”という言葉があって、「ちょどいい」と訳されます。
スウェーデンの人はこの言葉がすごく好きで、”より良く”とか”一番”というよりも、”これがちょうどいい”という感覚だと思います。
それをいい言葉だと思って、それを知っていると、人よりもどうの、というのではなく、自分にとって何がちょうどいいか知れて、頑張り過ぎずで良い気がします。」
森さんの大好きなシナモンロールのレシピ
シナモンロールの材料
生地
- 薄力粉 160g
- 強力粉 400g
- ドライイースト 7g
- カルダモン 大さじ1(粗挽き、またはパウダー)※爽やかで上品な香りのスパイスで、本場のシナモンロールには欠かせない。粒が大きいほうが香りが効くので、ホールのカルダモンをミルで挽くのがオススメ。
- 牛乳 200ml
- 砂糖 40g
- 卵 1こ
- バター(無塩) 80g
- 塩 1つまみ
- 水 80ml
フィリング
- バター(無塩) 30g
- シナモン 大さじ1(パウダー)
- 砂糖 50g
- あられ糖 適量
- 打ち粉 適量
シナモンロールの作り方
- 耐熱容器に牛乳・水を入れる。
- 電子レンジで42℃くらいになるまで電子レンジで熱する。
- 大きめのボウルにドライイースト・カルダモンを入れる。
- さらに温めた牛乳液をボウルに加えて3~5分間おく。
- 砂糖・溶いた卵をボウルに加える。
- 泡立て器で混ぜる。
- ヘラに持ち替えて塩を加える。
- 粉を少しずつ加えて混ぜる。
- 電子レンジでバターを温める。
- 温めて溶かしたバターをボウルに加えて、生地を混ぜる。
- 最後は手でしっかりこねる。
- 生地がまとまり、手につかなくなったらこね上がり。
- 生地をボウルに入れてラップをかける。
- 室温で45分おく。(一次発酵)
- フィリング用バターを電子レンジで温めて溶かす。
- シナモン・砂糖を加えて混ぜ、ペースト状にする。
- 発酵が終わった生地を2等分する。
- そのうち1つを打ち粉をふった台に取り出す。
- 30cm×40cmになるように麺棒でのばす。
- のばした生地の表面にフィリングの半分をまんべんなく塗る。
- 長い辺の端からロール状に巻く。
- 巻終わりを下にして、9等分の台形に切る。※台形がポイント
- 台形の上辺を上にして天板に並べる。
- 両手の小指で真ん中をつぶす。※側面から巻いてある中身飛び出すくらいの力加減で。
- かたく絞った濡れ布巾をかける。
- 室温で15~20分間おいて二次発酵させる。
- もう一つの生地も同様にする。
- オーブンを200~210℃に温めておく。
- 表面にツヤ出しの溶き卵(分量外)を塗る。
- あられ糖をかける。
- オーブンで10~15分焼く。
- 取り出して、器に盛って完成。
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