2018年11月10日放送のチコちゃんに叱られるはアンコール放送。2018年6月18日放送分「あっかんべーはどういう意味?」「花はなぜあんなにカラフル?」などです。ふとかんじる疑問が続々、守る岡村隆史さんと攻めるチコちゃんのやりとりと、意外な答えに注目です。
この記事では最初の疑問「なぜ応援は337拍子なのか?」についてまとめてみました。
前回放送分はこちらから。
チコちゃんに叱られる!【11月10日】基本情報
放送日:2018年11月10日(土)
放送時間:朝8:15~9:00
再放送:なし
今回は2018年6月18日放送分の再放送でした。
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出演者
MC
岡村隆史
ゲスト
北斗晶
レスラー時代のニックネームはデンジャラスクイーン
安田美沙子
ニックネームははんなりはん
これから2本目✨チコちゃんに叱られる🎶頑張るぞう☺️✨
息子は楽屋ですやすや。。ありがたい👶#チコちゃんに叱られる pic.twitter.com/2MXOo0NPhm— 安田美沙子 (@misako421) 2018年4月26日
講師
岩井正浩さん 神戸大学名誉教授、日本民族音楽学会会長
50年かけて337拍子の真相に迫っています。
有賀誠門さん 元NHK交響楽団主席奏者、東京芸術大学名誉教授
リポーター
塚原愛 NHKアナウンサー
声
木村祐一
語り
森田美由紀 NHKアナウンサー
番組内容
ゲストの北斗晶さんがなぜか岡村さんをこちょこちょ。「くすぐったいて何?」と聞かれ、思わず悶絶、人体の仕組みが明らかになります。「どうして応援は337拍子なのか?」では、思わぬ回答にスタジオが爆笑に包まれます。楽しみながら身近な疑問が気持ち解決、チコちゃんお得意の意地悪な新コーナーもスタートします。そんなんじゃチコちゃんに叱られるぞ、学校や職場でぜひ周りの方に疑問をぶつけてみてください。
引用元:tv.yahoo.co.jp
なぜ応援のときは337拍子なのか?
その背景にはある天才日本人の存在が!
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なんで応援は337拍子なの?
「この中で埼玉出身なのにカープ女子な人ってだあれ?]
今回の出演者の中だと、埼玉出身は北斗晶さん。
ちなみに、埼玉県吉川市の出身だそうです。
カープの応援はすごい、という話から今回の疑問。
「なんで応援のときは337拍子なの?」
北斗晶さんの答えは「ノリやすいから」
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
出典:https://twitter.com
はい、いただきました。
さらに疑問。
「じゃあ、なんで337拍子だとノリやすいの?」
これも北斗晶さんの解釈だと「心臓の鼓動が337拍子だから」
そんなワケ…。
それじゃ不整脈ですよ。
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なぜ応援は337拍子?
337拍子といえば、野球の応援。
野球応援に来ていた人に聞いてみても、要領を得ません。
337拍子は明治大学の天才のひらめき
337拍子の応援はいつから?
岩井先生によると、
「そんなに昔ではないですね。新しいですね。明治大学が始めたということは聞いております。」とのこと。
そこで明治大学に行って確かめてみました。
大正10年に誕生した明治大学の応援団。
337拍子を始めたとされるのが、初代団長の相馬基(そうま もとい)さん
早稲田大学との大学対抗試合の際、337拍子での応援を思いついたといいます。
そこで、今の応援団に当時の337拍子を再現してもらいました。
なんと、337拍子には歌詞がついていたようです・
ゆっくりめの3・3・7で、
1 2 3
勝った・ほうが・いい
1 2 3
勝った・ほうが・いい
1 2 3 4 5 6 7
勝った・ほうが・いい・たら・勝った・ほう・がいい
という何だかラップのような感じだったようです。
そして、始めはこの掛け声だけだったとのことですが、その後に手拍子が加わり、今は掛け声がなくなって手拍子だけになった、という歴史があるのです。
現代のポップスにも影響を与える
- 「紅」 X JAPAN 聞くと確かに「くーれないにそーまったーこーのおれを」のサビのところは337拍子にメロディーが合っています。というかむしろピッタリ。
- 「サウスポー」ピンクレディ 「せーばんごう1のすごいやーつがあいてー」の部分で337拍子に完璧に合っていました。
なぜ337拍子?
1・2・3・間、1・2・3・間、1・2・3・4・1・2・3・間
休符も数えると、このリズムは4・4・8拍子になりますが、岩井先生によると、それが日本人的なリズムなのだそうです。
次のエネルギーに行くためにはそうしても1拍の間が必要で、その間をいれることで次のエネルギーが出る、ということなのです。
つまり、
一体感+間→エネルギーを生む
ということだったのです。
ヒット曲への応用
この”エネルギーを生む間”はヒット曲にも多く使われています。
例えば、モーニング娘。の「恋愛レボリューション21」。
「♪超超超、いい感じ、超超超超超超超いい感じ」
見事な337拍子です。
さらに、TRFの「EZ DO DANCE」。
「♪イージードゥダンス、HO!、イージードゥダンス、HO!、おどーる君をみーてる、HO!」
HO!のところが間になって、1・2・3・HO!になっています。
ポップスだけでなく、クラシックにも337拍子が見られます。
ベートーベンの運命の、あの冒頭の有名なフレーズです。
有賀先生は337拍子に合わせて「運命」を学生に演奏させていましたが、確かに最後の方ではグルーブ感が出ていたような気がします。有賀先生曰く「337拍子は国宝だ」だそうです。
明治大学応援団の初代団長の相馬さんは、じつは相撲部とも兼任していました。
337拍子の手の振りや動きは、土俵入りのときの不知火型を取り入れて作ったそうです。
まとめ
337拍子は、学生発信だったんですね。
驚きです。
チコちゃんのカラオケでの18番は「オジャパメン」だそうです。
勉強になります。
次回も楽しみです。
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