2018年10月15日放送のグレーテルのかまどは、日本人初のメダルを獲得した有森裕子さんを支えたチーズケーキです。今日はヘンゼル役の瀬戸康史さんがアスリートにささげる黒砂糖のチーズケーキに挑戦します!レシピも紹介します!
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グレーテルのかまど「有森裕子のチーズケーキ」
放送日:2018年10月15日(月)
放送時間:夜10:00~10:25 NHKEテレ
再放送:2018年10月22日(月) 午前10:25~10:50
出演者
ナビゲーター 15代ヘンゼル役 瀬戸康史
光る石をたどれば行き着く不思議な家に、あのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。彼らが振る舞うおいしいお菓子の物語をご賞味あれ。
かまどの声&ナレーション
番組エンディングテーマ
幸せのかけら Little Glee Monster
収録アルバム
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デジタルミュージック
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番組内容
92年のアトランタ、続くバルセロナと2大会連続でメダル獲得の有森裕子さん。なかなか実績が出なかった学生時代。オリンピックを前に、前例のない厳しい高地トレーニングに挑んだアメリカ合宿…さまざまな場面で心身ともに有森さんを支えたのがチーズケーキでした。久しぶりにチーズケーキを焼いて当時の思い出を語る有森さん。ヘンゼルは、アスリートにささげる黒砂糖のチーズケーキに挑戦!偉業を支えたスイーツの力とは?
引用元:tv.yahoo.co.jp/
【#瀬戸康史×チーズケーキ】
「これ食べて、がんばって!」#グレーテルのかまど は今夜10時!
ちょっと珍しい黒砂糖のチーズケーキを作ります。「いい感じ!」
「グレーテルのかまど」 #Eテレ
10月15日(月)午後10時https://t.co/punmudYQTz pic.twitter.com/J6FUvpWn02— NHK Eテレ編集部 (@nhk_Etele) 2018年10月15日
「初めて、自分で自分をほめたいと思います。」
マラソン競技で、日本女子初のメダルを獲得した有森裕子さん。
現役時代、過酷な練習に打ち込む有森さんを支えたスイーツがありました。
それは、チーズケーキ。
「色んな意味でがんばっているときに、そばにいたパワーフードですね。」
有森さんは語ります。
トップランナーを目指し走り続けた競技人生の傍らに、ずっとよりそっていたスイーツ。
チーズケーキにせまります。
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本日の「姉ちゃんのリクエスト」
スポーツの秋ということで、姉ちゃんは筋トレにハマっているそうです。
ダンベル、ハンドグリップ、アブローラーなどがかまどの台の上に置きっぱなしになっています。
「くるしくったって…」by グレ
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有森裕子さんとチーズケーキ
有森裕子さん
バルセロナオリンピックで銀メダル、アトランタオリンピックで銅メダルを獲得。
オリンピックメダリストの有森さんは今、次の世代のランナーの育成に力を注いでいます。
「やっぱりスポーツであれば勝たなきゃいけないし、どんな時代においても結局やらなければいけないこと、なすべき形は変わらない。」
1992年のバルセロナオリンピック。
そして1996年のアトランタオリンピック。
有森さんは日本の女子選手として、初めて2大会連続でメダルを獲得しました。
アメリカ コロラド州 ボルダーにて
快挙の影には、当時としては例のない厳しいトレーニングがありました。
標高2000メートルを超える山岳地帯での高地トレーニング。
空気の薄い環境で走り込むことで、心肺機能を高めるのです。
その苦しさは想像を絶するものでした。
さらに体重コントロールのため、厳しい食事制限もついて回りました。
心身ともに限界まで自分を追い込む過酷なトレーニング。
有森さんを支えたのが、しっかりと焼かれた濃厚なチーズケーキでした。
「ウエイトコントロールがすごく大事な時に、たくさん食べない。栄養を落とさない。高タンパク。適度な糖分。チーズケーキはとても理にかなっている。」
トップアスリートを支える高い栄養価。
でもスイーツにはもう一つ大切な力がありました。
「苦しいことを、でもまぁがんばれるよねって楽しませてくれる要素があるもの」
チーズケーキとアスリート。
この2つ、古くから深い結び付きがありました。
チーズケーキの起源
いまから2800年前の古代オリンピックでも、選手への栄養補給として配られていたのが、
チーズにハチミツやドライフルーツを加えたチーズケーキだったのです。
もともとは神様へのお供え物で、王とオリンピック選手だけが食べることを許された特別なもの。
チーズケーキは長い歴史の中でアスリートたちに力を与え続けていたのです。
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有森さんが陸上を志したのは、中学1年生のときの運動会がきっかけでした。
800m走に出場し、1位になった有森さん。
そこで勝つ喜びを知りました。
「中学校のときの800m走は誰も選ばなかったけど、選んでみたらできた。
走ることイコール自分を信じられる、自分の自信をつけられる、という流れをつくったときでした。」
こうして高校、大学と中距離ランナーとして陸上に取り組みます。
しかし、結果が出ない日々が続きました。
そんな時、たまたまチーズケーキを食べた後に臨んだ試合で初めて上位に食い込みました。
「調子良かったよ、ということでそこからもう験担ぎですね。ちょっと不安な気持ちの傍らにチーズケーキ。お守り的な感じ。」
以来、レースの前にチーズケーキを食べるようになりました。
実業団に入り、長距離へ転向。
人生2回目のマラソンレースとなった大阪国際女子マラソンで日本新記録をマーク。
トップランナーの地位を築いたのです。
このころには、チーズケーキの食べ歩きがささやかな楽しみだったそうです。
「大体チーズケーキはどこのお店にもあるんですよ。どこどこのがおいしかったよ、と聞いたら、すぐにお店を探していました。通うようになったお店も数軒あります。」
なかなか芽が出なかった学生時代からチーズケーキがその成長を支えていたのです。
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有森裕子のチーズケーキのレシピ
味わいのキメテ
コクと甘みで深い味わい!
黒砂糖を使って、体にも優しいチーズケーキを作ります。
黒砂糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めて作るので、精製していない砂糖。ミネラルが豊富。
疲れたときには癒やされます。
底にも、チーズ生地にも使っていきます。
有森裕子のチーズケーキの材料 18cm1台分
チーズケーキ
- グラハムクラッカー 80g
- 黒砂糖 20g
- くるみ 30g
- バター 40g (無塩)
- クリームチーズ 200g
- 黒砂糖 40g
- メープルシロップ 30g
- 全卵 50g (Mサイズ1個分)
- 薄力粉 50g
- 生クリーム 100ml (乳脂肪47%)
- りんごジュース 100ml (果汁100%)
- 粉砂糖 適量
リンゴのコンポート
- リンゴ 1個
- 水 300ml
- グラニュー糖 30g
- レモン汁 10ml
有森裕子のチーズケーキの作り方
チーズケーキの底を作る。
かまどのオキテ①食感UP!パワーもUP!
- 黒砂糖をざるでこす。
- グラハムクラッカーを袋に詰めて、細かく砕く。 大きくても2cmくらいの固まりくらいに。
- 袋の中に黒砂糖を大さじ2杯(20g)加える。
- くるみを加える。 ミネラルやビタミンが豊富です。
- 溶かしバターを加える。全体に行き渡るように揉み込む。
- 紙を敷いた形に、平らになるように敷き詰める。 スプーンなどの背でならす。
チーズケーキ生地を作る。
- 常温に戻したクリームチーズに黒砂糖を加えて、泡立て器で混ぜ込む。
- メープルシロップを加えて混ぜ込む。 ※黒砂糖のえぐみを軽減させるため。
- 全卵を加えて混ぜ込む。
- 薄力粉を加えて混ぜ込む。
- 生クリームとリンゴジュースを加えて混ぜ込む。 ※生クリーム全てよりもカロリーを低く抑えることができる。
- 生地が完成。
仕上げ
- 型に流し込む。
- オーブンを180℃にして1時間焼く。
- 焼きあがったら、型に入れたまま粗熱を取って、冷蔵庫で半日~1日冷やす。
- 固く絞った熱い布巾に、型をそのまま乗せて底を温める。 ※少し温めることで型からきれいにはがせます。
- 型をチーズケーキから外す。
- 粉砂糖をお好みでふりかける。
- カットして皿に盛り付ける。
リンゴのコンポートの作り方
- 鍋に水・グラニュー糖・レモン汁を投入して沸騰させる。
- リンゴをよく洗い、皮をむいて種を取り、くし形に8~12等分にする。
- リンゴを鍋に投入して、5~10分くらい煮込む。
- リンゴに火が通ったら、リンゴを鍋から取り出して冷ます。
- 皿に盛り付けて完成。
黒砂糖のコクとリンゴジュースの爽やかさが絶妙なバランスのチーズケーキ。
リンゴのコンポートと一緒に食べれば、優しい甘みが口いっぱいに広がります。
生地に忍ばせたクルミが食感のアクセント。
なんだか力が湧いてきそう。
黒砂糖のチーズケーキ、ぜひお試しあれ。
ヘンゼル(瀬戸康史さん)のラストコメント
「今日のグレーテルのかまど、いかがでしたか?
トップランナーとして走り続けてきた有森さん。
笑顔がとても印象的でした。
スイーツをちょこっと楽しむ時間。大切ですよね。
それではまた、このキッチンでお目にかかりましょう。
じゃちょっと失礼して。」
まとめ
辛く厳しいトレーニングの日々。
そして掴んだ栄光。
チーズケーキは、有森さんの競技生活の伴走者だったのですね。
黒砂糖のチーズケーキ、少し黒くてキャラメルかアーモンドクリームのようにも見えました。とても美味しそうです。
次回は黒く輝くゴマじるこ。
女性解放運動のカリスマ、平塚らいてうがゴマじるこに込めた思いとは!?
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