母になる 第8話 感想・ネタバレ 生みの親?育ての親?母の抱える心の闇

9年前に息子・広(道枝駿佑)を誘拐された結衣(沢尻エリカ)と陽一(藤木直人)。やっと始まった穏やかな親子3人の生活だったが、育ての親・麻子(小池栄子)が二人が営む柏崎オートで働くことになり、結衣は麻子と親睦を深めようと食事に招くが、結衣が発した「子供が産めなくて可哀想」という言葉をきっかけに、また二人の仲は決別してしまう。翌日、柏崎オートに現れた女性客・愛美(大塚寧々)は、木野(中島裕翔)が持つ110円に関わる女性だった。

母になる

出典:ntv.co.jp/haha/

生みの親か育ての親…麻子が起こした2年前の事件

二年前、麻子が広を施設に預けた理由は、自分のストーカーから広を守るためで、麻子は争いの末にストーカーを殺してしまい殺人罪で服役していた。ある日、麻子の元に二年前の事件について探っているジャーナリストが現れ、事件について広に知られたくなかった麻子は、結衣に「もし記事が出ても、デタラメだと嘘をついてほしい」と頼む。広と嘘をつかないと約束していた結衣は、真実を話すべきか悩む…。

なんで子供を連れ去っていた女のお願い聞かなきゃならないんだ!麻子もそろそろ広をあきらめろよー

担任に呼ばれ学校を焦って訪れた結衣は、広が何かしたのかと尋ねる。しかし、結衣の予想とは違い、広の満点の数学の答案を見せられる。広は成績優秀なため、数学のコンテストに出場すると聞かされ、担任の先生から「お母さんの育て方が良いんでしょうね」と言われた結衣は、麻子に言われた「私がそう育てたからよ」という言葉を思い出し、複雑な思いを抱く。

確かに育てたのは麻子だけど、きっと陽一の遺伝子のおかげだって思ったりもする。

麻子からの連絡について悩んだ結衣と陽一は、木野に相談をする。そして、嘘をつくには限界があり、いつかは真実を知る必要があるという二人の意見を聞いた木野は、「広くんがそれを乗り越え、受け止められると信じることができるなら」と返し、大切なのは『子供を信じること』だと気付く。そして、意を決して広に事実を伝えたが、広は「それだけ?」と予想外の返事をするのみだった。そして広に事実を話したことを知った麻子は、激怒しまたもや二人は言い合いになるが、そこへ広の学校から広が学校に来ていないという連絡が入った。

繰り返される悲劇、愛美が抱える心の闇

柏崎オートを訪れた女性客・愛美は、かつて木野が不慮の事故で亡くした友人の母親だった。木野が大切に身に着けていた110円は、その友人が亡くなる直前に木野へ渡したものだったのだ。そして、その友人は、母親・愛美からネグレクトを受けており、再婚して再婚相手の子供を育てているといる愛美の報告に木野の心はざわついていた。そして、愛美は麻子を脅すジャーナリストとも繋がっており、それを知った麻子は愛美の後をつけていく。

110円の意味がわかってスッキリしたけど、愛美とジャーナリストが手を組んでるって設定はちょっと無理矢理感が否めないなぁ。

愛美の後をつけた麻子は、愛美が弁当や菓子を買い込み、アパートの玄関からそれを投げ入れるところを目撃する。不信に思った麻子は木野連絡し、二人でアパートへと入り、ゴミの山の中から少年を発見する。発見した子供は、再婚相手の連れ子で、愛美はかつて同様のネグレクトを行っていたのだった。木野は子供を保護し、柏崎オートに連れていくことに…

やっぱり人の本質ってなかなか変わるものじゃない…こういうことがドラマだけじゃなくて、現実でもたくさんあると思うとすごく切ない

柏崎オートで、木野は愛美から事情をきく。愛美は、最初は子供を可愛がろうとしたものの、実母には勝てないという気持ちから、ネグレクトに発展してしまったと語った。「今も昔もダメな母親ね」と嘆く愛美に、木野は「自分がダメだと認めれば、やり直せる」と励ました。

現実はドラマのようにはきっといかないんだろうな…っていうか、まず柏崎オートで話し合いって、普通はすぐに児相に連絡だろ、木野君。。

広が学校に来ていないと知った二人は慌てて広の携帯に連絡を入れる。しかし、広の携帯から聞こえてきた声は、若い女の子の声だった。二人の母親が混乱したところで、次週へ…

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